第4回定期演奏会

テーマ「限りあるものへの瞑想」

今回はルネサンスからバロック時代の《古楽》を現代楽器で演奏します。

曲目:「ラ・ペレグリーナ1589 」
    ヨハン・カスパール・ケルル作曲「レクイエム」


前半は1589年イタリアの大富豪メディチ家当主の結婚式で演奏されたお祝いの曲で、当時のイタリア屈指の作曲家たちの作品です。3声からなんと30声!まで、メディチ家の繁栄を祝った華やかな演奏で盛り上がります。
   
ケルルはドイツ盛期バロック時代の作曲家で、現存する楽譜が少ないことなどから、現在演奏される機会が極端に少ないですが、当時から天才として名高く、その作品は非常に高く評価され、後のバッハやヘンデルもお手本にしています。

 

後半は、そのケルルが「自らの心の安らぎの為に」と書き遺した至極の名曲。最初の数小節で圧倒的な美しさに心を奪われ、全編を通して、魂が浄化されるような内省的な曲です。


演奏会前半は、生命力に溢れる人生の前半を、後半は「人生とは限りあるもの」と気づいた後どう生きていくのかを、
演奏者たちも自らに問いかけながら、音楽を通して表現できたらと思っています。どちらの曲もまず日本で演奏されることはない、レアで美しい曲です。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

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